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留学の準備をする

留学では、海外に数ヶ月~1年以上もの長期滞在をすることになります。いくら韓国はお隣の国とはいっても、そうそう気軽に往復もできません。
では、日本でどんな準備をして、どんなものを持っていくべきでしょうか?

留学前に準備すること

まず、韓国に渡航する際にはパスポートとビザが必要です。

1.パスポート

パスポートは5年有効と10年有効の2タイプがあり、10年有効のほうが便利なのですが、20歳未満の方は5年有効しか申請できません。申請からだいたい7営業日くらいで取得できます。

2.ビザ

次にビザですが、正規留学なら留学ビザ(D-2)を、交換留学や協定校留学、語学堂への語学留学などでは一般研修ビザ(D-4)を取得しなくてはなりません。ただし90日以内の短期留学ならビザ申請は必要ありません。
ビザを取得するには、パスポートを用意して韓国大使館か領事館に申請します。

3.外国人登録

韓国に入国したら、「外国人登録」が必要です。(90日以内なら登録は不要です)出入国管理事務所で手続きをしてください。外国人登録証が発行されますから、韓国滞在中は常に携帯しておきましょう。

上記の手続きを済ませて住所が落ち着いたら、日本大使館か総領事館に在留届を提出します。

韓国での生活

さて、ひととおり面倒な手続きが終ったら、次は生活の心配です。
韓国留学に持っていくべきものとして、パソコン・常備薬・印鑑は必要でしょう。また携帯電話やスマートフォンも必須ですが、海外ローミングを使うと莫大な通信費がかかってしまいます。一番安上がりなのはWi-Fiを利用することですが、寮や宿舎にWi-Fi環境がない場合はモバイル式のWi-Fiルーターを持ち歩くという手もあります。
留学生の間で一般的なのは、韓国で中古のスマートフォンを買ってプリペイド式で利用するという方式です。

さて、身の回りの品についてですが、デパート、スーパー、コンビニ、1,000ウォンショップ(100円ショップ)など買い物環境は日本とほぼ同じですからあれもこれも抱えていく必要はありません。荷物は当面必要な服程度にとどめ、後は現地で買い揃え、帰国時に捨ててしまうのが一番ラクです。家具付きの部屋に住むと安上がりですね。
日本から家電製品を持ち込む場合は、韓国の電圧は220Vと日本の電圧より高いので、変換プラグや変圧器を用意しないと家電が火を噴く危険性があります。

また経済的な面では、クレジットカード、国際キャッシュカード、キャッシュパスポート(海外専用のデビットカードのようなもの)を利用するか、現地の銀行に口座をつくり両替するなどの方法があります。 長期留学の場合は、銀行口座を開設したほうが便利でしょう。

留学プチ情報

留学中の時間はとても早く過ぎてしまいます。半年や1年なんてあっという間です。留学期間を有意義に過ごすためにも、留学生活の不便さやストレスから解放されるためにも、あらかじめ日本で韓国語をしっかり勉強しておきましょう。TOPIKの1級でも持っているのといないのとでは全然ちがいます。

特に語学留学の場合、TOPIKの級を持っていると語学堂のクラス分けで上位クラスからスタートできるため、短期間で効率よく上級レベルまで進めます。
正規留学や交換留学ならますますTOPIKは重要で、3~4級を持っていないと留学が認められない場合もあります。

なお、TOPIKで何級を持っていても実際に韓国人と話せないのでは意味がありません。検定対策も重要ですが、並行して会話力も磨いておきましょう。実践的な会話力を磨くには韓国人とたくさん会話をするのが一番です。

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