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正規留学に行きたい

正規留学は、交換留学生など他の留学と違って「海外の大学に入学し、卒業する」という留学のことです。韓国の学生と4年間一緒にキャンパスライフを過ごすことになります。

でも日常生活の会話にも不自由な状態で海外に滞在するのは不便だし、ストレスが溜まります。やはり日常会話ぐらいは不自由なくできる程度に日本で学んでおいたほうが、思い切り韓国での生活が楽しめますね。生活面でのストレスが少ないと勉強にも集中できるでしょう。

さて、韓国留学についておおまかに解説しておきます。

韓国三大大学SKYを目指す理由

韓国の首都・ソウルには、「SKY」と呼ばれる3つの大学があります。ソウル大学・高麗大学(コリョ大学)・延世大学(ヨンセ大学)の3つで、ソウル大学が韓国の大学の頂点、つまり日本の東大にあたります。
これに続く名門校が高麗大学と延世大学ですが、高麗大学は韓国第一の私立大で法律学科が強いという特徴があります。スポーツの名門校でもあり、よく「韓国の早稲田大学」と例えられます。
延世大学は学生数3万5千人を超えるマンモス校で、卒業生はLGグループ等の財閥系企業に入る率が高いことから「韓国の慶応大学」といわれます。このようにSKYは韓国を代表する名門校というわけです。

韓国は日本人には想像もつかないくらいの超学歴社会です。そして厳しい就職難という背景もあって大学進学率は90%近くになり、一流大学を出ても良い就職ができるとは限りません。ですから韓国の学生は必死にSKYを目指しますし、親もそのために教育費を惜しまないのです。
せっかく韓国に正規留学して最終学歴を韓国の大学にするのであれば、ぜひSKYを目指したいところです。

韓国の大学に入学するメリット

韓国の大学は、海外からの留学生の受入れに積極的です。留学の場合の入学資格は「韓国外で小中高校の過程を終了した者」ということになっており、日本の高校を卒業すれば入学資格があります。
もちろん韓国の大学では授業のすべてが韓国語で行われます。(国際学科は英語)留学の前にしっかり語学を勉強して授業についてゆけるようにしておきましょう。
大学にもよりますが、一般的には「韓国語能力試験(TOPIK)」の5級程度以上の語学力が求められます。そのレベルに達していない人は、大学付属の「語学堂」という語学学校での受講を指示されます。
「語学堂」については語学留学のページで詳しく紹介します。

さて、韓国の大学に入学願書を提出する際には「就学理由書」を添えることになっています。
この書類には「韓国に留学したい理由」「この大学を選んだ理由」「勉強計画」「卒業後の予定」などを書かなくてはなりません。言語習得のため、日韓の文化交流や友好に貢献したい、将来は国際的に活躍したいなど、人それぞれいろんな目的があるでしょう。
でも、学生の皆さんに一番言いたいのは「日本で無目的に大学に通うより、韓国で自分を厳しく見つめ、鍛えた方がいいですよ!」ということです。

先ほども書いた通り、韓国は超学歴社会で就職難。学生は大学に進学してからも必死で勉強します。大学の自習室や図書館は24時間開放されており、深夜でも満席。朝の5時から空席待ちの行列ができるほどです。優秀な学生はグローバル企業を目指しますから英語はもちろん中国語やフランス語など数か国語を自在に使いこなします。こういう厳しい環境で学ぶことで、自分を強く鍛えることができるのではないでしょうか。

留学プチ情報

ちなみに韓国での生活はマンションなどを借りるよりも国際寮に入ることをお薦めします。国際寮にはさまざまな国からの留学生が集まるので国際感覚が磨かれますし、海外に一生の友人ができるかもしれません。また公用語は英語ですから嫌でも英語力が身につきます。

食事については、韓国では日本食の食材はほとんど手に入ります。また外食でもカレーやとんかつ、オムライスといった「日本の洋食」は広く普及していて、のり巻きなど共通する食文化も多いため特に困ることはないでしょう。物価も日本より安いので、生活しやすいのではないでしょうか。

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