ドラマ・韓流スターをもっと楽しく

韓流ドラマを韓国語で楽しむ

TBSの「韓流セレクト」やスカパー、ケーブルテレビのKNTVなど、日本にいても最新の話題作や名作ドラマの数々を楽しむことができますね。でもせっかく韓流ドラマを観るなら日本語吹き替え版ばかりではなく、韓国語でそのまま楽しめたら素敵だと思いませんか?

日本語字幕は韓国文化に詳しいプロの翻訳者が訳したもの。原作の、韓国の雰囲気をよく日本語で表現していると思います。けれど字幕では伝えきれない細かいニュアンスや、翻訳しきれないジョークがあることも事実。これは韓国語がわかるファンの特権といえるでしょう。

また、韓流ドラマが日本でブームになってからもう10年が過ぎます。韓国の若者文化も日本と同様いろんな変化がありました。使われるブランド名やスポットなど外来語もずいぶん変化してきています。そんな変化を直接感じられることができたら、もっと韓国が身近に感じられるのではないでしょうか。

韓国の街
ファンレターを書いてみる

ある程度韓国語が読み書きできるようになったら憧れのスターにファンレターを書いてみるのもいいですね。もちろん大人気のスターから返事がもらえる確率は低いかも知れませんが、それでも「応援している気持ち」が好きな人の手元に届くと考えるだけでも楽しいと思います。

そして多くの韓流スターはブログやツイッターで、ハングル語を中心とした情報発信を盛んに行っています。リアルタイムで好きな人の「つぶやき」を読むことができたら、もっと親近感が湧いてくるでしょう。

韓国の市場
ファン同士の交流

ファン同士の交流も大切にしましょう。

日本の韓流ファンは10年来のベテランから最新のドラマでファンになったばかりの人までキャリアはさまざまですが、ファン歴の長い人は何度も韓国に旅行したりしていて「あのスターがよく姿を見せるお店」などのコアな情報をたくさん持っています。

また熱心に韓国語を勉強して韓国のファンと連携を取り、日本にはなかなか届いて来ないホットな情報を集めています。こうした人たちの情報も大切ですが、自分で直接韓国のファンと連絡を取りあえるくらい韓国語が上達したら、同好の友達もたくさんできますし韓国旅行の際にもより密度が高い時間を過ごせますね。

韓国の花
ファンレターのコツ

では最後に、ファンレターを書くときのマナーを少々。

韓国は、若い人でも相手を敬い礼儀正しく接する姿勢を大切にします。ですから同年代の、あるいは年下のスターに対してもキチンと敬語を使う事。もちろん最大限の親しみをこめることは大切ですが、友達のようななれなれしい表現はNGです。

相手の名前をフルネームでまず書いて、その下に「안녕하세요.(アンニョンハセヨ)」などシンプルな書き出しで始めるのが一般的でしょう。

続いて、自分が日本人のファンであること、どんな作品が好きで、あなたのどんなところが魅力的か…などを伝えた後、このようなセリフで締めるとよいでしょう。
「항상 많이 응월해요.(いつも応援しています)」
「다시 일본에 꼭 와 주세요.(また日本に必ず来てください)」
結びの言葉には、「그럼 이만…(それでは)」や「또 편지를 씁니다.」あたりが無難でしょうか。
なお、日本語の「〇〇様」に相当するのは、フォーマルな場合は「님」、もっと親しみを込めたい場合は「씨」となります。

韓国語で手紙を書くなんて、考えただけでドキドキしてしまいますね。ましてや憧れのスターに読んでもらえるかも…と想像すると緊張します。
でも、だからこそ「ちゃんと書こう、ちゃんと伝えよう」という気持ちが韓国語を上達させてくれるのかも知れません。

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